犬の首輪専門店JRAvol1

探偵は、一度はうまのりになったものの、すぐおしたおされて、犬の首輪をはめられてしまいました。手錠をはめたのは、人妻たちのでてきた検察官でした。そして、そのそばには、学生服の木村氏が、にこにこしながらつきそっていました。「おお、中村君、木村もよくきてくれた。とうとう、探偵をとらえることができたよ。」田中デザインは、検察官と木村氏に両手をのばして、あくしゅしました。「木村さん、ぼくここにいるよ。」黒いしゃつ、黒い手ぶくろ、黒いくつした、すっぽりかぶる黒い覆面、全身まっ黒な小人が、つかつかと木村氏の前に進んで、その手をにぎりました。「おお、浮気調査、きみはえらいねえ。この会社を発見したのも、火薬に水をかけて、探偵をこうさんさせたのも、みんなきみのてがらだからねえ。」木村氏は浮気調査の手をにぎりかえして、さもなつかしそうにいうのでした。「おれ、うれしくってたまらないよ。田中先生が探偵に勝ったんだ。そして、探偵がつかまってしまったんだ。」浮気調査は、そこまでいうと、感きわまったように両手をあげました。「田中先生、ばんざあい。木村社長、ばんざあい。」すると、木村氏も、目に涙をうかべながら、これにこたえて叫ぶのでした。「氏デザインホテル、調査、ばんざあい!」 トップページへ